Google Cloud Certified Professional Cloud Database Engineer を取得しました

Google Cloud が提供している認定資格、Professional Cloud Database Engineer を取得しました。
資格を取ったのは少し前なのですが、忘れないうちに受験準備や参照したリソースについて書き残しておきたいと思います。

試験概要

Professional Cloud Database Engineer は Google Cloud が認定するプロフェッショナル資格のひとつです。
Google Cloud のデータベース系サービスやソリューションに関する知識を問われる内容となっています。

https://cloud.google.com/certification/cloud-database-engineer

  • 試験時間:2 時間
  • 出題形式:多肢選択式
  • 受験料:$200
  • 試験官との応対言語:英語
  • 試験問題の言語:英語

試験官との応対は英語で行います。
現状は、試験問題も英語のみの提供となっています。

おすすめの学習リソース

試験ガイド

今回の受験に最も役立ったのが公式の試験ガイドです。
この資格では Cloud SQL をはじめとしたデータベースサービスの設計・運用・トラブルシュートなどの知識が問われますが、どのような観点でサービスの選定や設計を問われるのか、試験ガイドにかなり詳しく書かれていました。
そのため、試験ガイドの各セクションで書かれている内容に対応する実際の操作や設計の観点がイメージできないところは対応する公式ドキュメントを探して読む、というかたちで効率的に学習することができました。

cloud.google.com

模擬試験

Google Cloud から Web で受けられる模擬試験が提供されています。
何度でもチャレンジできますが、出題内容は変わりません。

事前に解いておくことで実際の試験問題のイメージが湧くと思います。
私が受験したときにはまだ Professional Cloud Database Engineer が登場して間もなかったため模擬試験が提供されていませんでした。
そのため、問題のレベル感を事前に掴むことができなかったのですが、次回の更新のときにはこちらを活用したいと思います。

cloud.google.com

受験方法

今回はオンラインで受験しました。
オンラインの場合は Webassessor の試験配信システムを利用するため、受験に用いる端末に Sentinel というクライアントをインストールしておく必要があります。
その他、受験に関する注意事項はひととおり目を通しておくことをおすすめします。

https://support.google.com/cloud-certification/answer/9907852?hl=ja&ref_topic=9433463

受験するときのテーブル上には、許可されたもの(ディスプレイ、キーボード、マウスetc.)以外は一切置くことができません。
ただし、私が受験した際はキーボードとマウスにそれぞれアームレストを使うことは許可されていました。

受験時の所感

Cloud SQL や Cloud Spanner などの Google Cloud のデータベースサービスの仕様や設計に関する知識を問う問題はもちろんのこと、IAM の管理や、オンプレミスからの移行計画など、運用に関する問題もかなり出題されている印象でした。
以下の URL に Google Cloud のデータベースのサービスの概要と主なユースケースが一覧化されていますので、ユースケースに応じて選択すべきサービスやソリューションがパッと思い浮かべられるようにしておくと良いかと思います。

https://cloud.google.com/products/databases

おわりに

Professional Cloud Database Engineer を取得しました。
受験準備を通じて、Google Cloud のデータベース関連の知識を再整理することができました。

また、この資格の取得をもって現在提供されている Google Cloud のプロフェッショナル資格をすべて取得し終えました。
次はどのようなカテゴリの試験が追加されるのか楽しみですね。