Google Cloud Certified Professional Machine Learning Engineer を取得しました

Google Cloud が提供している認定資格、Professional Machine Learning Engineer を取得しました。
受験準備や参照したリソースについて書き残しておきたいと思います。

試験概要

Professional Machine Learning Engineer は Google Cloud が認定するプロフェッショナル資格のひとつです。
Google Cloud の ML 系サービスやソリューションに関する知識を問われる内容となっています。

https://cloud.google.com/certification/machine-learning-engineer

  • 試験時間:2 時間
  • 出題形式:多肢選択式
  • 受験料:$200
  • 試験官との応対言語:英語
  • 試験問題の言語:英語

試験官との応対は英語で行います。
現状は、試験問題の文面も英語のみの提供となっています。

おすすめの学習リソース

Google Cloud の Medium ブログ

Google Cloud の中の方々が執筆した技術記事が集められている Medum ブログです。
ML 系の記事も豊富に提供されていますので、公式ドキュメントを読んだときや Qwiklabs などで手を動かしたときに疑問があれば、ここに助けになるような情報があるかもしれません。
いくつか読んでおくと良さそうな記事をご紹介します。

medium.com

模擬試験

Google Cloud から Web で受けられる模擬試験が提供されています。
何度でもチャレンジできますが、出題内容は変わりません。
事前に解いておくことで実際の試験問題のイメージが湧くと思います。

cloud.google.com

受験方法

今回はオンラインで受験しました。
オンラインの場合は Webassessor の試験配信システムを利用するため、受験に用いる端末に Sentinel というクライアントをインストールしておく必要があります。
その他、受験に関する注意事項はひととおり目を通しておくことをおすすめします。

https://support.google.com/cloud-certification/answer/9907852?hl=ja&ref_topic=9433463

受験するときのテーブル上には、許可されたもの(ディスプレイ、キーボード、マウスetc.)以外は一切置くことができません。
ただし、私が受験した際はキーボードとマウスにそれぞれアームレストを使うことは許可されていました。

受験時の所感

Vertex AI や Auto ML などの Google Cloud のサービスに関する知識を問う問題はもちろんのこと、状況に応じた学習アルゴリズムの選択・モデルが適切なパフォーマンスを発揮できない場合の対処方法・モデルの品質評価方法など、ML の一般知識に関する問題もそれなりに出題されている印象でした。
テキスト・自然言語・画像など、Google Cloud には多種多様なソースを目的に応じて分類・分析できる様々な ML サービスがありますので、ユースケースに応じて選択すべきサービスやソリューションがパッと思い浮かべられるようにしておくと良いかと思います。

おわりに

Professional Cloud Machine Learning Engineer を取得しました。
受験準備を通じて、Google Cloud の ML 関連の知識を再整理することができました。